思っているよりもカンナを使っている人が多い。
そりゃ、ワシだって好きだ。脇やら黒髪やらKATANA。かわいい。
更に「死んでも知りませんよ!」と構える仕草。かっこいい。
だから、カンナカンナカンナァァカンナァァァァ!!!
カン!!ナァァァァァ!!
と5試合連続で出てきても不快じゃない。
ワシはカワイイーと言いながらビクンビクンするだけだ。
・・・だが、APは燃える一方なので対策することにした。
そこで候補に挙がったのが
この前遭遇したJ4の人が、青デッキで使用していたので気にはなっていた。
クシナダヒメやメイド少女シノのカウンタークロックでレベルを上げ、魅惑のテレスで潰すという構えだ。
ヒュプノスシステムだけだと、相手が手札を全部伏せた時に引き勝負に持ち込むしかなかった。しかしこの
クシナダヒメはその状況でもドローしてくれる!
カンナの
クシナダ攻撃は勿論、黄色との戦いで切って切り離せない
「ジャッジメント」に対し抵抗することが出来る!
うは!めっちゃ強そうだ!これでAPモリモリだ!!と思って、
意気揚々に戦場に行った!
ダメでした。
パッとしない無茶な構成だ。フォクス
コマンドー抜いて
クシナダ入れて…20ptにいくには、DOB2ptのカードを入れないと…という浅い考えだったというのもある。
ダメだったところ1 クシナダヒメとの友情コンボ
今のこの環境。自分のユニットのレベルを上げることはリスクのある行動だ。
だが、この
クシナダヒメは、ダメージを通してしまったら
「必ず」誰かのレベルを上げなければならない!!LV3ユニットを再度選択して空打ち・・・ということも出来ない。
特にアザゼルは恐怖の化身だ。相手の場のアザゼルが攻撃する前に、他のユニットに攻撃されたのなら、それはとても大変だ。
ブロックする→一方的にやられる。相手ユニットのレベルが1上がる
ブロックしない→ワタシダッテ・・・(カウンタークロック)
→味方のレベルを上げる→アザゼルで死ぬ
→相手のレベルを上げる→相手ユニットがLV2やLV3になったよ!やったね!
と、
相手とクシナダヒメの友情コンボが出来上がってしまう。
ダメだったところ2 ヒトミとは違う効果発動タイミング
青ヒトミの方も、味方が破壊された時、誰かのレベルを強制的に上げなければならないという効果だ。
だが、こちらの方は相手に殴られる”前”に発動する。
アザゼルのアタックによって破壊されるユニット・・・に反応してヒトミが効果を発動するため、ダメージを受けていた他の自軍ユニットのLVを上げ、アザゼルを撃破したり・・・
相手のレイニーフレイムに対して、巻き込まれたブロックナイト・・・に反応してタナトスのLVを上げ、手札を破壊したり・・・。
さらには、ヒトミ自身が巻き込まれても、死ぬ前に他の巻き込まれたユニットの分LVを上げることが出来る・・・
というように、こちらの方が、ダメージを受けることもなくカウンターしやすいわけだ。
なので、ヒトミを抜いてクシナダを入れたのはこのデッキには不正解だろう。
ダメだったところ3 場が弱くなる
クシナダとアレスの最強コンビ!相手が攻撃してきたらカウンタークロックで一網打尽!!
→最強コンビ?笑わせてくれる!(バクダルレイニーフレイム)
BP3000。
更にCPは2と、少し重い。
そんな物を出している暇などない。軽減タナトスやケルピー、ロキといったものを出さないと、効果を発揮するまでもなく簡単に焼却処分されてしまう。
ダメだったところ4 重ねると大したことが無い
勿論、クシナダ自身がLV3になればクロックアップは出来なくなる。
自身が持っているドロー効果もおあずけ。
できれば、LVが上がっていない状況で出したいが・・・
このデッキは、ジークフリートをサーチするためブロックナイトが3枚 魔導書が2枚。さらいヒュプノスの回収のおまけ付きという構成になっている。
手札に2枚以上のクシナダが来る可能性も十分高い。
ジークフリートを抜いて、2種類で行くのがベストだろうが・・・
ワシがそんなことをすると、どこからともかく足縛り腕縛り頭縛りをされ、
ものすっごいブレスを吐かれて死んでしまう。
ダメだったところ5 ハンデスするタイミングがない
同時に
タナトスも出して、相手のカイムを牽制しておきたいな・・・
ロキやドラゾンもそこに加えて場を固めよう・・・・
カウンタークロックに目が行って、
ワシは合わなそうなカードのように思える。
今日試しに使用したが、カンナには対処できても他の部分に支障が出てしまったが為にAPが燃えたのだろう。
使い方が間違っているのならいいが・・・