ジークフリートはジャンヌに殺されたのか
ジークフリートが、全国対戦にいない！
これは事件です。殺人事件です。ジークフリート殺人事件。
一体誰が犯人なんだ…
（C)SEGA
不屈まで取っちゃった…ジャンヌ！犯人はお前だ！
ジークフリートを差し置いて、色々な防具っぽいパーツがゴチャゴチャついているこの小娘お前だ！
なんだ、皆、5cpじゃ重いのか！カッコいいイケメンより、自信満々生意気ガールの方が良いのか！男よりも女キャラがもてはやされる時代がcojにも来ているのか！！
くそッ…でも犯人が見つかったな。これにて一軒落着ゥーッ！
…という単純な事件ではない。ジークより能力が優れているから、全国ではジャンヌしか居ない。ということではないはずだ。
迷ったら緑！覚えておくといい。
まず、何故ジャンヌ…といく前に、今緑はどうなっているかということを見ていこう。
昔は、ハッパロイドの圧縮！追い風からのcp加速、グラビキャットリーフィアなどの焼けないBP!更に不可侵！と、強いものがたっくさんという状態だった。オススメは…全部です！
特にリーフィアは赤に対しての最強クラスの壁だった。当時の焼きはベリアル3000＋パンチ4000。そんなベリアルを、3cpのリーフィアで不可侵1枚があれば止めることが出来る。ベリアル6cpなのにwwwうはwww…と、リーフィアは守護神と崇められた。
ワシも、ターミナルで必死に当てようとしたが出なかったので、トレードして手に入れたな…
これらの結果、「取り敢えず緑がないと試合が難しくなる」ということに。環境も赤緑、緑単、黄緑、青緑と、見事に緑緑緑。
しかし、続々カードが追加されていくにつれ、その環境は大きく変わった。最初はハッパぐらいしかなかった1cp圧縮ユニットは、今は赤も黄色にも居る。種族サーチユニットを沢山現れた。
グラビやキャットといったBP5000ユニットは、ブロウベルゼアザゼルryによって簡単に焼かれてしまうように。
不可侵も、アザゼルにより割られるというのもあるが、ユニット除去の比率が戦闘よりも高くなったということもあり、株が暴落している。
…と、不可侵が赤相手に機能しないという環境になり、ユニットそのものの能力が重視される時代となっていった。
初手キャットだなんて、野性の衝動を使わないとブロウで一撃だし、リーフィアは不可侵の構えをしても、不可侵が割られたり、戦闘を介さないで焼かれたり…ということからリーフィアも守護神の座から陥落してしまった。
…がしかし。その緑の役割を他の色が手に入れたからさあ大変。初手は5000で焼かれない上、デッキを掘れるユニットがいて、BP7000＋2000しかも加護付きの守護神がいる色これなーんだ！
迷ったら黄色。覚えておくといいわ。
第二回アルカナカップ 使用されたデッキ
赤黄 7/16
赤t青 1/16
黄緑 2/16
黄単 2/16
珍獣 2/16
青黄(魔導師) 1/16
赤黄(天使) 1/16
赤t青 1/16
黄緑 2/16
黄単 2/16
珍獣 2/16
青黄(魔導師) 1/16
赤黄(天使) 1/16
お分かりいただけただろうか…見事に黄黄黄。
迷ったら黄色。という時代…緑は黄色をサポートするという位置に落ち着いた。
この2枚によって、アザゼルを牽制し、高BPを並べ、赤の強みである速度を落とす。必要最低限のユニットを早打ち勝負で吹き飛ばし盤面の強さで相手のライフを徐々に削っていく…
緑は、黄緑…早打ちジャンヌとなり、耐久デッキのアクセントとなり生きることとなったのだ。
さあ、ここで出てきた黄緑。
このデッキは必殺技でガンガン殴っていくデッキではない。
基本はユニットが壊滅しないように、ゴーレムやらカイムやらエンジェルビルダーやら出していく立ち回り。簡単に焼かれない強固な場を作れるが、もし突破され大量失点しても、すごくでかいジャンヌが出てくるという二段構え。
要所要所で早打ち勝負を使って、敵の狙いをカットしつつ、余裕が出来たら殴っていく。
長期戦に持ち込んで、時矢ジョーカーインペリアルクルセイド(ユニット全破壊)や、ジャッジメントでゲームセット。
……と、ガン待ちのような戦法を取る。
積極的にガンガン殴るデッキではない。なので、無理に殴らなくていい。
そのため場を荒らせて殴れて防御力もあるジークフリートより、防御に特化したジャンヌが好まれているのだろう。
まとめ
真犯人は…
緑の安定という役割を奪い、緑の位置付けを防御よりに変えた、黄色のお約束カイム！お前だ！
裁きの刃を受けてみよーっ！ジークフリート！カイムにアタックだ！
しかし、このままではライトシールドによって防がれてしまう！ジークフリートを応援して真犯人を捕まえろ！
